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更新日:2022年6月16日

港区と全国をつなぐコーナー 第31回 兵庫県赤穂市(ひょうごけんあこうし)

温暖で晴天が多い、忠臣蔵と塩の町

兵庫県の西南部、岡山県との県境に位置する赤穂市は、町のほぼ中央を環境省が選定する名水百選に選ばれた千種(ちくさ)川が流れ、南は播磨灘(はりまなだ)に面しています。

赤穂市は忠臣蔵で語り伝えられる赤穂事件ゆかりの地として知られています。平成元年に赤穂市の呼び掛けで、赤穂義士にゆかりのある自治体が親善と友好を深め、相互協力していくことを目的とした義士親善友好都市交流会議(通称・忠臣蔵サミット)が創立されました。赤穂義士の墓地がある泉岳寺が所在する港区も加盟しており、以来、関係を深めてきました。平成29年・平成30年、赤穂市は全国交流物産展in新橋に出展しました。「赤穂市は義士のふるさとです。毎年12月14日の赤穂義士祭は大変な盛り上がりを見せます」と赤穂市産業観光課観光係の綿田薫(わただかおる)さん。

赤穂市でおこなわれる赤穂義士祭の様子の写真

赤穂市での赤穂義士祭の様子

赤穂市は、温暖で晴天の多い瀬戸内海気候で、古くから海岸沿いで塩田の開発が盛んでした。現在も全国の約2割の塩を生産する「塩の町」として有名です。小豆あんに赤穂の塩を効かせた塩味(しおみ)まんじゅうは人気の特産品です。他にもカキやイカナゴ、アナゴ等の魚介類が豊富です。

かつて北前船(きたまえぶね)の寄港地だった坂越(さこし)地区は、平成30年に、文化庁が認定する日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~」の構成文化財として追加認定され、人気を集めています。また、令和元年に「『日本第一』の塩を産したまち播州赤穂(ばんしゅうあこう)」の歴史文化が日本遺産に認定されました。「四季折々の楽しみ方ができる、のどかな所です。春には、赤穂御崎(みさき)の海岸沿いや赤穂城跡公園の桜が見事です。義士がご縁で港区との付き合いが始まりましたが、今後も連携を深めていきたいと思います」と綿田さんはお話しくださいました。

坂越のまち並みの写真

坂越のまち並み

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