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更新日:2024年11月25日

南青山二丁目公共施設内における小規模多機能型居宅介護施設及び訪問看護事業所運営事業に係るプロポーザルの選考結果について

 

プロポーザル方式を採用した理由

区は、住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らし続けることを望む高齢者のために、在宅生活を支える高齢者福祉施設の整備を進めています。

区は、南青山二丁目公共施設として、小規模多機能型居宅介護施設及び訪問看護事業所、区民協働スペース、障害者グループホーム等からなる複合施設を整備します。

本事業は、「小規模多機能型居宅介護施設」及び「訪問看護事業所」を設置・運営する事業者を公募するものです。

安定した経営基盤のもと、利用者へ継続的に良好なサービス提供ができる運営事業者を選考する必要があることから、プロポーザル方式を採用しました。

選考の過程(選考日程)

事項 日程
第1回選考委員会 令和6年7月4日(木曜日)
公表、募集要項配布 令和6年7月18日(木曜日)
提案書等提出期限 令和6年8月26日(月曜日)
第2回選考委員会(一次審査) 令和6年9月18日(水曜日)
一次審査結果通知 令和6年9月19日(木曜日)
第3回選考委員会(二次審査) 令和6年10月11日(金曜日)
二次審査結果通知 令和6年10月16日(水曜日)

事業候補者選考委員会の構成

  氏名 役職
委員長 岡本 多喜子 明治学院大学名誉教授
副委員長 新宮 弘章 保健福祉支援部長
委員 鳥羽 美香 文京学院大学人間学部教授
委員 柴崎 祐美 東京家政大学人文学部特任講師              
委員 白石 直也 保健福祉支援部高齢者支援課長

※第1回選考委員会については、前保健福祉支援部長の大澤鉄也を副委員長として選考を実施しました。

参加事業者数

6者

審査方法

第一次審査

申込事業者から提出された申込書類及び提案書類について、審査基準に基づき、評価項目ごとに各選考委員が評価採点し、総合的な評価を行い、第一次審査通過者として3者を選考しました。

第二次審査

第一次審査通過者のプレゼンテーション及びヒアリングを実施し、審査基準に基づき、評価項目ごとに各選考委員が評価し、第一次審査と第二次審査とをあわせた総合評価により事業候補者を選考しました。

選定事業者名

医療法人財団 百葉の会

選考理由

(1)ハローワークの活用、学校訪問、ベトナムの大学との産学協定等の多様な採用活動や、就職後の資格取得支援、家賃補助等の定着策に取り組んでおり、人材確保が期待できること。また、直接雇用で常勤職員の比率を高めるとの方針も評価できること。

(2)充実した職層別研修や外国籍職員に対するやさしい日本語による介護技能研修、施設職員合同カンファレンスの開催など、法人として人材育成の体制が整っていること。

(3)個人情報保護、情報セキュリティについて、組織・人・技術等の観点から詳述するとともに、実際にあった事故・ヒヤリハット及びその対応が具体的に述べられ、運営に生かすことができると評価できること。

(4)小規模多機能型居宅介護施設と訪問看護事業所が併設していることによるメリットとして、利用者の「最期まで自宅で」の思いに寄り添える環境が整うことを挙げており、小規模多機能型居宅介護を利用している人への訪問看護の利用、訪問看護事業所へのリハビリ職員の配置等を提案するなど、利用者及び家族に寄り添った姿勢が評価できること。

(5)複合施設内の障害者グループホームとの連携について、イベントの開催のほか、本施設を入居者の就労支援、職場体験先とする提案や、職員間の交流を通じた介護・障害福祉両サービスへの相互理解の向上等を掲げており、積極的な姿勢が評価できること。

選考関係資料

審査結果

事業候補者選考委員会会議録

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