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更新日:2023年2月2日

すべての人に健康と福祉を~超高齢化社会と筋機能の重要性~

12月10日(土曜)4時限:黒川貞生(教養教育センター)

2015年に、持続的な地球社会をめざして、2030年までの持続可能な開発目標(SDGs:17の目標と169のターゲットから構成)が設定されました。本講義は3番目の目標である「すべての人に健康と福祉を」に関わる事柄を中心に展開しました。

総人口に占める高齢者の割合が40%に近い超高齢化社会が今世紀半ばには到来すると推測されています。高齢者が健康でproductivityを有することができるか否かは、その個人のQOL(生活の質)に関わる問題に止まらず、社会的・経済的な問題ともなります。なぜなら、高齢者の身体機能を維持・増進させ、社会参画を促進することは、生産人口の維持に繋がる可能性を有しているからです。

ヒトの様々な運動は関節を跨いで骨格に付着した筋肉が収縮することによって発言します。この筋肉は加齢および加齢に伴う不活動の二つの要因によって萎縮します。この傾向は、上肢の筋群に比べて下肢の筋群で顕著にあらわれます。筋肉の発揮する力は筋肉の横断面積(=筋量)に比例します。したがって、下肢の筋量・筋力が低下すると、歩行能力等が低下し、生活の行動範囲が著しく制限されます。つまり、筋機能の低下はQOLの低下を招来する原因となります。

近年、高齢者を対象としてレジスタンストレーニングの効果を検討した研究が多数報告されています。そして、高齢者であってもレジスタンストレーニングを適切な負荷で週に2日以上実施すれば筋肉の横断面積および筋力の有意な増加が期待できることが明らかとなってきました。栄養および休養に加え、生涯にわたって適切なレジスタンストレーニングを行い、筋機能のピークを高めると共に加齢に伴う筋量・筋力低下を抑制するように努めることは、持続可能な地球社会を実現するために必要不可欠な条件であり、教養です。

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