人事給与システム・人事庶務システムの更新、運用及び保守業務委託事業候補者のプロポーザル選考結果について

プロポーザル方式を採用した理由

　令和７年３月に人事給与システムと人事庶務システム^※（以下「システム」という。）の現行ライセンスの保守サポート期間が終了することを踏まえ、システムを令和７年１月に更新することを予定しています。現行システムの機能要件を維持しながら、機能面やコスト面でさらなる優れたシステムへと移行することを目的に、プロポーザル方式により事業候補者を募集しました。

※人事給与システムは、主に区職員の人事管理や給与計算を行い、人事庶務システムは、主に区職員の出勤簿の管理や各種手当申請の管理を行うシステムです。

選考過程（選考日程）

日程	内容
令和５年５月１２日（金）	・第１回選考委員会
令和５年５月１９日（金）から令和５年６月１９日（月）午後５時まで	・募集要項の公表・配布期間
令和５年６月７日（水）午後５時まで	・募集要項に対する質問受付期限
令和５年６月１２日（月）	・募集要項に対する質問一斉回答
令和５年６月１９日（月）午後５時まで	・参加表明者書等提出期限
令和５年６月２８日（水）午後５時まで	・仕様書等に対する質問受付期限
令和５年７月５日（水）	・仕様書等に対する質問一斉回答
令和５年７月１４日（金）正午	・企画提案書等提出期限
令和５年８月４日（金）	・第２回選考委員会
令和５年８月８日（火）	・第一次審査（書類審査）結果通知
令和５年８月２５日（金）	・第３回選考委員会・第２次審査（プレゼンテーション及びヒアリング）
令和５年８月３１日（木）	・第２次審査（プレゼンテーション及びヒアリング）結果通知

事業候補者選考委員会の構成

職位	氏名	役職
委員長	榎本　竜二	中央大学非常勤講師
副委員長	湯川　康生	港区総務部長
委員	水町　雅子	宮内・水町IT法律事務所弁護士
委員	高倉　万記子	一般財団法人日本情報経済社会推進協会主幹
委員	中島　由美子	港区児童相談所児童相談課長

参加事業者数

　　１者

審査方法

第1次審査

　事業者が提出した企画提案書等の書類を各委員が採点した後、総合的な審査を行いました。
　審査の結果、１者を第１次審査合格事業者として選考しました。

第2次審査

　第１次審査合格事業者（1 者）を対象に実施したプレゼンテーション及びヒアリングの内容を各委員が採点し、総合的な審査を行った結果、第２次審査合格事業者とすることに決定しました。

事業候補者の選考

　　第１次審査及び第２次審査の結果を総合的に判断し、事業候補者を１社選定しました。

選定した事業候補者

　　富士通Japan 株式会社東京エリア本部

選定理由

・業務の趣旨をよく理解し、区が要求したシステムの機能要件の全てに原則対応できることを評価しました。
・第２次審査におけるヒアリングの回答内容が具体的ではないことがあったため、取組意欲が不足していると感じられたが、事業者が提案したシステムの機能要件については、区にとって新しく便利な機能であることを評価しました。
・他自治体での導入実績が多いことから、制度改正に伴うシステム改修や区独自のシステムカスタマイズを行う際には、適切に対応することが期待できます。