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更新日:2018年8月11日

パラスポーツのなんだろな 東京2020パラリンピック競技大会に向かって(4)

アーチェリー

アーチェリーは長年、障害のある人々も楽しめるスポーツとして親しまれてきました。1960年の第1回ローマパラリンピック大会から、正式競技として採用されています。

ルールは、一般の競技規則に準じていますが、障害の種類や程度に応じて一部ルールを変更したり、用具を工夫したりすることが認められています。

使用する弓は一般的なリカーブボウと、小さな力でも引くことができるよう弓の先端に滑車がついたコンパウンドボウの2種類。的までの距離は、リカーブ部門では70メートル、コンパウンド部門では50メートとなっています。選手は運動機能によって3つのクラスに分かれますが、障害が重度のW1クラス以外は使用する弓によって種目が分かれ、それぞれでメダルを争います。車いすの選手も義足で立つ選手も、同じクラスで対戦するのがパラアーチェリーの特徴です。

パラリンピック等の国際大会では、まず参加選手が72射(1射10点満点)のランキングラウンドを行い、決勝トーナメントの組み合わせを決めます。決勝トーナメントは1対1の対戦方式なので、選手により大きなプレッシャーがかかります。正確な技術に加え、精神力の強さも求められます。

パラリンピックでは個人戦の他に、同じ種目の男女1人ずつがペアを組むミックスチーム戦も行われます。リカーブ、コンパウンド、W1のそれそれで競い合います。

風や湿度等の気象条件で矢の飛び方が変わるため、選手は常に弓を微調整しながら競技します。体の大きさや筋力に合わせてカスタマイズされた用具、障害に合わせてさまざまな工夫を凝らした射ち方も、競技の見どころです。

リカーブボウを使用する様子

コンパウンドボウを使用する様子

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