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更新日:2018年9月11日

パラスポーツのなんだろな 東京2020パラリンピック競技大会に向かって(5)

ゴールボール

ゴールボールは、鈴の入ったボールを転がし合い、相手ゴールに入れた得点数を競うスポーツです。選手は全員、アイシェードといわれる目隠しを着け、見えない状態でプレーします。鈴の音と選手同士の声掛けを頼りにボールやゴールの位置を把握するため、観客は試合中、声や音を出して応援することができません。

チームは最大6人で、コート上には3人の選手が出場し、1試合12分ハーフ、延長3分ハーフで行われます。

ゴールの大きさは高さ1.3メートル、幅9メートルです。鈴入りのボールは重さ1.25キログラム、周囲76センチメートルでバスケットボールとほぼ同じ大きさです。

特徴的なルールは、主に4つあります。投球する際はゴールから6メートルまでの距離でワンバウンドさせること(ハイボール)。投げ出されたボールがセンターラインを挟んで6メートルの範囲内でワンバウンドすること(ロングボール)。相手が投げたボールにディフェンス側が触れた場合、最初に触れた瞬間から10秒以内にセンターラインを越える攻撃をすること(10セカンド)。そして、審判の許可がない限り、アイシェードに触れないこと(アイシェードタッチ)。これらのルールを破ると、ペナルティーが課せられます。

ゴールボールは、第2次世界大戦で視覚に障害を受けた軍人のリハビリプログラムとして考案され、パラリンピックでは、1972年ハイデルベルク大会で公開競技として実施され、1976年トロント大会から正式種目に採用されました。日本代表は、2004年アテネパラリンピック大会で初出場した女子チームが銅メダルを獲得する等、国際大会で結果を出しています。東京2020パラリンピック競技大会での活躍も期待されています。

選手と観客が一体となって集中力を研ぎ澄まし、高いレベルの技術を駆使したゴールの攻防を楽しめます。この機会に、ゴールボールの魅力を体感しましょう。

より強く、より速くボールを投げる

音を頼りにボールの位置を把握する選手

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