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更新日:2022年7月15日

パラスポーツのなんだろな 東京2020パラリンピック競技大会に向かって(27)

パラリンピックの冬季競技をご紹介していきます

朝晩の冷え込みに冬の気配を感じる今日この頃。そろそろウインタースポーツに心がはやる季節です。本コラムでは、これまで東京2020パラリンピック競技大会で行われる22競技を見てきましたが、今回から冬季パラリンピックに視点を移し、関連競技を紹介していきます。

令和4年3月に開催予定の2022年北京大会では、アルペンスキー、バイアスロン、クロスカントリースキー、アイスホッケー、スノーボード、車いすカーリングの6競技が行われます。雪と氷の上で繰り広げられる熱い戦いが今から楽しみです。


スノーボード競技中の様子


アルペンスキー競技中の様子

冬季パラリンピックの始まりは、1976年2月にエンシェルツヴィーク(スウェーデン)で開催された大会です。日本は不参加でしたが、長野県の深沢定美選手が個人参加しています。16カ国53人の選手が参加し、競技はアルペンスキーとクロスカントリースキーの2競技でした。次の1980年ヤイロ(ノルウェー)での大会からは日本も参加し、18カ国299人の規模となっています。この頃は開催年こそ冬季オリンピックと同じですが、開催地は別でした。開催地が冬季オリンピックと同じになるのは1990年代に入ってからです。そして第7回の1998年長野大会は、初めてのヨーロッパ以外での開催で注目度も高く、参加選手数は571人に達しました。この数は冬季パラリンピックとして過去最大の規模を誇っています。

競技内容は大会ごとに検討されます。過去12回の大会の中で、バイアスロン、アイススレッジホッケー(現在のアイスホッケー)、車いすカーリング、スノーボードが採用されていき、アイススレッジスピードレースが加わったり、なくなったり等の変遷を経て、冒頭の6競技になったのは2018年平昌大会からです。今後も競技人口の変化等を反映して、この構成は変わっていくことでしょう。

東京2020パラリンピック競技大会は延期となりましたが、冬季競技についても知っていただき、この盛り上がりを継続させていきましょう。

次回からは各競技について、その魅力、見どころを紹介していきます。

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