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更新日:2021年12月23日

パラスポーツのなんだろな 東京2020パラリンピック競技大会に向かって(14)

車いすラグビー(ウィルチェアーラグビー)

車いすラグビー(ウィルチェアーラグビー)は、四肢に障害のある人が車いすを使用して行う競技です。2000年のシドニーパラリンピック大会から公式種目になりました。

車いすラグビー(ウィルチェアーラグビー)の選手たちの写真

©JWRF/ABEKEN

バスケットボールと同じ広さのコート内にベンチ入りした12人の中から4人の選手が入り、ボールを保持した選手の車いすの前後輪4輪のうち2輪が相手サイドにある幅8メートルのトライラインに達するか通過するかで得点になります。大きな特徴の一つに、車いす同士のぶつかり合い(タックル)が認められている点があります。「初めて見る人はまず、コンタクト(タックル)の音に驚きます」と語るのは、(一社)日本車いすラグビー連盟広報の佐藤裕さん。その激しさは、車いすラグビーの見どころの一つです。

車いすラグビーの選手たちがタックルしている写真

©JWRF/ABEKEN
激しいタックルは見どころの一つ

車いすラグビー男女皇后選手のプレーの様子(写真)

©JWRF/ABEKEN
車いすラグビーは男女混合競技

選手は障害の程度により、0.5から3.5まで0.5刻みで7段階の持ち点が付けられます。障害が重いほど持ち点は少なく、コート内にいる4人は持ち点の合計が8点以下で構成されなければなりません。選手は攻撃と守備に分かれ、スタートダッシュが苦手な、より障害の重い選手が守備にまわります。「味方選手のポジションを見極め、相手選手の動きを先読みして効果的にコースを妨害する守備の頭脳プレーは、試合の流れを大きく変えます。その読みの的確さも車いすラグビーの醍醐味(だいごみ)」と佐藤さんは言います。激しいタックルと頭脳戦。まさに、体力と知力を尽くす競技なのです。

2016年のリオデジャネイロ大会では銅メダル、2018年の世界選手権では優勝を果たし、現在(平成31年4月現在)、世界ランキング2位の日本。この右肩上がりの実績から、スポーツ庁による東京2020大会に向けた東京重点支援競技に選定されています。金メダルへの期待の高い車いすラグビーを、みんなで応援しましょう。

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