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更新日:2021年12月23日

パラスポーツのなんだろな 東京2020パラリンピック競技大会に向かって(10)

パラローイング

パラローイングは、肢体や視覚障害の選手が行うボート競技です。ブイ(浮標)で仕切られた6つの直線レースで実施され、スタートの合図とともにこぎ出し、ボートの先端がフィニッシュラインに到達した順位で勝敗を競います。種目は、男女別で競う1人乗りの「シングルスカル」、男女のペア2人乗りの「ダブルスカル」、男女2人ずつの漕手(こぎて)と舵取り役のコックスが同乗し、5人1組でチームを編成して競う「舵手つきフォア」の3種類です。選手は障害の程度によって3つのクラスに分かれます。

シングルスカルとダブルスカルの選手は左右にオールを持ち、両手でこぎます。下肢に障害があるシングルスカルの選手は体幹を使えないため、バランスをとりやすくするためにボートのシートは動かず、背もたれと身体をベルトで固定できるように設計されています。ボートの両脇に補助用の浮きがついているのも特徴です。ダブルスカルでは背もたれがなく、体幹を使って漕ぐことができます。

舵手つきフォアでは、漕手がそれぞれ1本のオールを持ち、左右どちらかの担当を受け持って交互に座ります。スライディング式のシートで膝の曲げ伸ばしができ、身体障害と視覚障害の選手を組み合わせて出場できます。障害のない選手の参加が認められているコックスの役割も重要です。号令をかけて4人のこぐスピードやタイミングを合わせ、ボートが波や風の影響を受ければ舵を切って、まっすぐ進むようにコントロールします。

2020年の東京大会からコースの競漕(そう)距離が2倍の2,000メートルに延長されます。選手の力強いパフォーマンスやチームワーク、駆け引き等を楽しみましょう。

ボートを漕ぐ男性(男子シングルスカル競技)の様子

男子シングルスカル

ボートを漕ぐ男女の様子(写真)

混合ダブルスカル

池でボートを漕ぐ男女(混合舵手つきフォア)の様子(写真)

混合舵手つきフォア

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