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更新日:2021年12月23日

パラスポーツのなんだろな 東京2020パラリンピック競技大会に向かって(15)

パラテコンドー

パラテコンドーには、上肢に障害がある選手を対象とした1対1で対戦するパラテコンドーキョルギ(以下「キョルギ」という)と、知的障害のある選手が型を競うパラテコンドープムセの2種類の競技があります。ここでは、東京2020大会で正式種目として採用されたキョルギについて紹介します。

パラテコンドーの試合の写真1試合は八角形のコートで行われ、足技による攻撃でポイントを競います。相手の胴の正しい位置に正しい強さで蹴りが入ると「有効」として基本ポイントが2点。さらに、180度の回転が加わった後ろ蹴りにはテクニカルポイント1点が加算されて計3点、360度の回転蹴りには2点の加算で計4点となります。回転度数によって加算点数を分けるのはオリンピックにはないパラリンピックならではのルールで、「最大4点の獲得が可能な、一発逆転ありのダイナミックな試合展開が期待できます」と一般社団法人 全日本テコンドー協会パラ委員の木下まどかさんは言います。

パラテコンドーの試合の写真2防御の戦術も見どころの一つです。「選手一人一人で障害の程度・種類が違うため、戦術も個々で違ってきます」と木下さん。「残存する腕を最大限に使う、蹴り続けて相手に攻撃の機会を与えない、立ち位置をずらして有効な蹴りにさせない等、自分の強みを生かし、相手の特性を見極めて瞬時に切り替える戦術に個性が光ります」と話してくれました。

パラテコンドーの試合の写真3障害の程度によって重い人から順にK41からK44の4クラスがあり、東京2020大会ではK43とK44クラスに該当する選手が参加対象となります。男女とも体重別の3階級に分かれ、計6種目が行われます。2分×3ラウンドという試合時間の中で繰り広げられる、華麗で鋭い蹴りの応酬と個性光る防御の数々を一緒に楽しみましょう。

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