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更新日:2018年10月11日

パラスポーツのなんだろな 東京2020パラリンピック競技大会に向かって(6)

自転車

自転車の魅力の1つといえば、スピード感といえるでしょう。最短500メートルから最長100キロメートルまで走行する中で、選手たちはさまざまな駆け引きをしながら限界までペダルを回します。パラリンピックでは1984年の第7回大会から正式競技に採用され、切断や脳性まひ、視覚障害等の選手が参加しています。

競技は2つあります。自転車専用の屋内走路(ベロドローム)で行われる「トラック」と、屋外の道路を使用する「ロード」です。トラックでは、タイムトライアル、個人追い抜き(パシュート)、チームスプリントの3種目、ロードでは、タイムトライアルとロードレースの2種目が行われます。ロードレースでは、1対1または集団の中からどのように抜け出して勝つのか、戦術的な走りにも注目です。

大会では一般的な競技用自転車を使用しますが、障害の種類や程度によっては、ルールの範囲内で改良が認められています。まひ等により体幹のバランスを取りづらい選手は、3輪自転車(トライシクル)を使用し、下肢に障害がある選手は、手でペダルをこぐことができるハンドサイクルを使用します。ハンドサイクルには体を起こした状態で腹筋や背筋を生かしてこぐものや、下肢・上肢ともに障害がある選手が体を寝かせてこぐものもあります。

また、視覚障害の選手は2人乗り用のタンデム自転車で出場します。視覚を補ってハンドル操作を行うパイロットと息を合わせてこぐため、絶妙なコンビネーションが求められます。

障害の種類や程度によって分けられた各クラスで、スピード感あふれる、白熱したレースが繰り広げられます。主役の選手はもちろん、自転車や義手、義足等のオーダーメードの装具、コーチやトレーナーのサポート等、チーム一体となった戦いに注目しましょう

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ハンドサイクル

タンデム(二人乗り自転車)

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