現在のページ:トップページ > 芝浦港南地区総合支所 > 暮らしの情報 > 地域のできごと > 「水辺のまちサーキュラーLAB.」染色ワークショップを実施しました~モノのサーキュラー~
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令和3年8月22日(日曜)、SHIBAURA HOUSEにて染色ワークショップを実施しました。今回は、アーティストの山本愛子様を講師にお招きし、モノにかかわる循環について、参加者とともに3つの染色テーマに沿って取り組みました。
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体験スケジュール |
不要になった洋服やデザインに飽きてしまったタオル等を、キンモクセイの葉を使用して新しい色にアップサイクルしました。砕いたキンモクセイを煮だしている香りが部屋中に充満し、心も一新、きれいに染まりました。
乾燥した葉を手で砕きます |
砕いたキンモクセイを煮て色を出します |
煮だしたキンモクセイを取出し、服を入れて染めます |
染めいている間に、先生に質問タイム |
鍋から服を取出し、水洗い後に染色剤で色を定着 |
キンモクセイの量や染色剤の種類によって色が変わりました |
藍の葉を積み、ワッペンに叩いて染色しました。藍の葉での染色は、積んでから1時間以内でないと染められないことを教わり、参加者は積んでからすぐにワッペンに叩いて染めました。
形や大きさを選んで藍の葉を積みます |
ファイルにワッペンと藍を挟んで、叩いてこすって転写します |
色を定着させるために石鹸で軽く洗浄 |
最後に水洗いをして完成 |
藍の葉は煎じてお茶として飲めることも教わりました。藍茶は薬用植物として古くから飲まれており、解毒や解熱、炎症を抑える効果があります。ハーブティーのようにすっきりとし、甘い香りが鼻に抜ける味わいでした。参加者からは、「健康的な味がする!」と感想をいただきました。
サーキュラー・エコノミー(循環型経済)とは、これまで廃棄されていた製品や原材料(食やモノなど)を新たな資源と捉え、廃棄物を出すことなく、資源を循環させる経済の仕組みです。日本で浸透している「Reduce(ごみを減らす)」、「Reuse(再利用する)」、「Recycle(資源として再活用する)」の多少の廃棄物を発生してしまう「3R」とは発想が異なります。
サーキュラー・エコノミーの実現には、メーカー・小売・回収・リサイクル企業など様々な業種の連携が必要となるほか、地域住民等の消費者からの協力も必須であり、あらゆる人々の協働が必要不可欠です。
日々の生活において廃棄物等を減らすことができれば、運河の水質や私たちの周辺の生活環境にも良い影響を与えることができます。また、環境に優しいだけでなく、持続可能な経済成長を実現することにつながります。
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所属課室:芝浦港南地区総合支所協働推進課ベイエリア活性化推進担当
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ファックス番号:03-5445-4590
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