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更新日:2018年11月30日

写真今昔物語 第34話

港区赤十字奉仕団

防災訓練や献血呼び掛けの場で、赤い十字のマークを着けた人たちが活動しているのを目にしたことはありますか。赤十字は「人の命を尊重し、苦しみの中にいる者は、敵味方の区別なく救う」ことを目的とする世界的な組織です。日本でも市区町村ごとにボランティアグループがあり、「地域赤十字奉仕団」は高齢者の支援や児童の健全育成活動等を行っています。港区赤十字奉仕団は昭和33(1958)年に結成されました。

「結成当初は、女性たちが着物にかっぽう着姿で活動していて、時代を感じますね。昭和61年に撮影された、防災訓練で炊き出しをしている写真は、ちょうど私が入団したころのものです。米を入れたビニール袋に水と梅干を入れ、お湯を沸騰させた大きな鍋に入れています。赤十字マークのヘルメットは今も使われていて、かぶると身が引き締まります」と、港区赤十字奉仕団の岩間貞子委員長は言います。

「私は入団してすぐ、もっと活動の幅を広げたいと思って三角巾を使った救護法の講習を受けに行き、以来その普及に取り組んできました。子どもたちに優しい気持ちを持ってほしいと思って、小学校に、1円玉募金の募金箱を置くこともしてきました」と岩間委員長。「赤十字のボランティアは、みんなで集まって『あれをしよう』『これが必要だ』と話し合い、一緒に活動できるのが魅力で、やりがいを感じます。そして、人に喜んでもらえることがうれしいです」と、生き生きと語ってくださいました。

昭和61(1986)年

平成29(2017)年

※写真の無断転載を禁じます。

お話しくださった人

港区赤十字奉仕団委員長
岩間 貞子さん

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