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古川に架かる四之橋は、歌川広重の「名所江戸百景」にも描かれた歴史のある橋です。架け替えを重ねて今も現役の四之橋の南側に広がるのが、白金商店会です。この辺りには昔から商店が集まり、昭和25(1950)年には「四の橋商店会」が発足、「四の橋白金商店会」の時期を経て今は「白金商店会」となっています。「近隣の会社で働く人が、四の橋通りを通って橋のたもとから都電に乗る。その人たちを相手に商いをする店が増えて商店街になったのですよ」と小林靖彦・白金商店会会長は語ります。
「私は昭和25年に上京してきましたが、当時からここは、みんなが家族ぐるみで付き合う温かい町でした。20人から30人の従業員を2階に住まわせている町工場がたくさんあって、おかみさんが家族同様に面倒を見ていたものです。休日には、みんなで草野球をしたりしましたね」と小林会長。「昭和39(1964)年のオリンピックの時には古川沿いを聖火ランナーが走って、見物の人出がすごかった。私たち商店会や町会の人が、ボランティアで交通整理をしました」と振り返ります。
昭和55(1980)年に撮影された写真では、生活感あふれる商店街の様子が伝わってきます。「毎月1日と15日は特売をしていて、特ににぎわっていました」と懐かしむ小林会長。「この数年後に私が旗を振って始めた『四の橋夏祭り』も、今年で32回目になります。ここは『白金に住みたい』と引っ越してきてくれる人が多い町。もっともっとにぎやかになるよう、頑張っていきたいですね」
昭和57(1982)年
平成29(2017)年
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明治通りからの四之橋
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白金商店会会長
小林 靖彦さん
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